ヨガはがんばると、体によくない。~その①

2015年3月3日

What-Is-Core-Power-Yogaカラカラに暑くなってきました。
チェンマイよりこんにちは。
フィットネスコラム担当のクディウク麻衣子です。

先々週のリトリートの際、
直前の朝まで英語でヨガのクラスをしていて、
その後何も考えずに日本語に切り替えたのですが、
伝えたい言葉が違う…といいますか、
メッセージの伝え方が違う…ということを発見して驚きました。

やはり外国人は自主性が強く、
「I(アイ)」メッセージが基本なんです。
反対に日本人(アジア人)はなるべく邪魔にならないように
自己を全体と統一しようとする。「I」は存在してしないようなもの。

なので、欧米人に向けて話す場合、
「これはあなたの練習なので、わたしは先生ではないし、
わたしの言うことを聞く必要もない。
あなたのガイドは呼吸そのもの。
わたしはメッセンジャーかラジオの周波数。
個を持っていながら全体で“今ココ“をシェアしていきましょう。」

というと、みんなのハートがすんなり開く感じがするんですね。
というのもみなさんが個を尊重された、と感じて安心するからだと思います。

ところがこのメッセージを日本人に発信すると、反対に不安を仰ぐんです。
日本人の場合は個を発見すること、認めることからはじまったほうがいい。

「自分の中で感じることに意識を向けてください。
ポーズが決まらなくてもいいです。シリアスにならなくていいです。
ただのヨガクラスなんですから、楽しんでください。
意識の変化そのものがヨガであって、
外側のことは実はあまり関係がないんですよ。」
と、わたしの本音をボロっと漏らしてしまうことで、
みなさん安心するんですよね。
がんばらなくていいのか。ありのままを認めていいのか、と。

どちらがいいとか悪いとかではなくて、
すごく面白いなあ、と思いました。
というのも伝えたいメッセージは同じだからです。

わたしが伝えたいのは、がんばるとかえって失敗するということ。
ヨガは自分の本質と繋がりを感じるために用いるツールですから、
がんばると反対に自分の中で分離が起こって本質から遠のきます。

分離、というのは自分の本当の欲求と表面的な欲求が一致していないこと。
我慢する、という行為は日本人にとっては当たり前のことですが、
たとえば、人間はどこでもおしっこしていいわけではないので、
ある程度我慢して、コントロールします。
でもおしっこを極端に我慢すると膀胱炎になり、
そして感覚が麻痺して、おしっこがうまく出ない…。
これが分離現象です。

現代はこんな分離がたくさん心と体の間で起こっています。
あまりにもたくさん分離していて、
分離しているのが当たり前で気づかないこともたくさんあると思います。
ヨガはそんな分離現象をひとつひとつ繋いでいくものです。
ですからヨガをするとき、我慢したり、がんばりすぎたりしないでください。

実はヨガの経典にもそのことはしっかり書いてあります。
「アサナ(ポーズ)は心地よいものでなくてはならない」と。

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