ヨガはがんばると、体によくない。~その②

2015年3月10日

title-heart-center-watercolor-art-print-by-ellen-brenneman-studio-yoga-in-art-the-bridge-between-paint-and-pose_amazine_1381507727857_5266251156チェンマイからこんにちは、
フィットネスコラム担当のクディウク麻衣子です。

昨日からチェンマイで日本でのアシュタンガヨガの第一人者である
ハラクマ・ケン先生のティーチャートレーニングが始まりました。
毎年いらしていますが、今年は会場がうちのスタジオです。
なので今週は日本人の生徒さんたちであふれています。

さて、先週のお話の続き、ヨガをがんばると、かえって逆効果。
ヨガの本質どころか、自分の本質からも離れていってしまう、というお話。
ヨガはがんばると、体によくない。~その①

西洋人でも日本人でも、頑張り屋さんで気が強い人は、
自分の極限までがんばって、何かに到達しようとする。目標達成志向。
でもヨガでの目標を達成するには、プロセスを大事にする以外達成できません。
英語でアウェアネスとかマインドフルネスとか言われるもののことなのですが、
日本的に言うと、「今・ここ」を感じる感性を育てることが目的だからです。
ですので、ああなりたい!こうなりたい!とばかり思っていたら、
未来志向になり、今を受け入れていないということになって、
どんどん目標から遠ざかっていく場合があります。

インド哲学では、時間の概念が過去・現在・未来の一本線ではなく、
時間というものは放射線状にふくらむパラレルワールドであると考えるので、
過去・現在・未来というものはいっぺんにここにあると考えます。
だから今・ここでわたしたちが何を感じ、何をしているかが、
現在だけでなく、過去にも未来にも影響を及ばしていると考えます。
その感性を育てるためには、どのくらいポーズができるかということよりも、
どのくらい呼吸や体の感覚を繊細に感じて、それを味わえるかにかかります。
それが味わえるようになると、幸福感が自然に内側から沸いてきて、
外側の世界に求めるということがなくなる、というのがヨガの理論です。

体を育てるというのは、ポーズができるようになるということよりも、
体が柔軟に繊細にいろいろなことを感じられる感性を育てることを指します。

頑張り屋さんの人はその反対側にいってしまいがちなのです。
ヨガにはアシュタンガ(8つの足)という、
この世界にバランスよく生きるためのコツを教えたものがあり、
クモのように8本足があれば揺ぎ無い…ということからアシュタンガと呼ばれます。

① ヤマ(やらないほうがいいこと)
② ニヤマ(やったほうがいいこと)
③ アサナ(姿勢)
④ プラナヤマ(呼吸)
⑤ プラティヤハラ(外の刺激から開放される)
⑥ ダラナ(集中力)
⑦ ディアナ(無心)
⑧ サマディ(悟りの状態)

これを頑張り屋さんは読み違えて、自分を解放するための術が、
かえって自分を抑圧してしまうことがあります。

その8つを頑張らないようにするにはどうしたらいいか、
というところを詳しくお話していきますね。
あ、でも今週もまた長くなりましたので、この続きはまた来週です。

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