寝てる間にできるヨガ~ヨガ・ニードラその②

2014年10月28日

10556350_10152729884641539_4497926951361643569_nバンコクから車で南へ4時間のサメット島よりこんにちは。
フィットネスコラム担当のクディウク麻衣子です。
来月からチェンマイはシーズン・インしますので、
その前に家族旅行に来ています。

息子は朝起きたらすぐ、服を脱いで海に飛び込み、
夕方日が暮れるまで泳いでいます。
先日23日は新月で、部分日食でしたので、
海は静かで、浅く遠くまで澄んだコバルトブルーでした。

さて、先週のつづき、ヨガ・ニードラのお話です。
寝てる間にできるヨガというタイトルにしましたが、
実は寝ている間の意識の状態がわたしたちの現実を大きく左右します。

だからといって、寝ている間に意識をコントロールするのは至難の業。
ですので「入眠前の儀式」を行うことで
意識をよりよい方向へ向けることができます。

この「入眠前の儀式」という言葉、はじめは子育て書で読んだんですね。
部屋を薄暗くし、音楽をかけて、絵本を読んであげる
といったようなことなのですが、

これをやると、子供の学習能力が上がり、精神的にも落ち着く、と。
テレビを見たり、遊んだりしているうちに疲れて、
騒々しい中で寝てしまうよりもずっと効果がある、と。

その理由は子供は寝ている間に今日経験したことを
消化し、学び、人間形成をしているので、
入眠をスムーズにすることで、その形成環境がより整うそうです。

これを読んだとき、なるほど!それは大人にも言える!
とすぐ思いました。
わたしたちは大人になってもこのプロセスを繰り返しています。

瞑想やヨガ・ニードラは意識の浄化です。
頭の中を掃除して、整理整頓してから眠れば、
潜在意識に余計な情報を伝えずに、本当に大事なことだけが残り、
それが起きたあと、現実になっていくと考えてみてください。

イライラしたり、悩み事で頭がいっぱいだったり、
疲れ果ててもうこんな毎日はイヤだ!と思いながら眠りにつくと、
それがそのまま自分の魂に流れ込んでいっていると思ったらどうでしょう?

これ以上、イライラしたり、頭がいっぱいになったり、疲れたり
そんな悪循環したくないですよね。

今日はその反対、これ以上そうならないようにする
簡単な呼吸法をご紹介しましょう。

寝る前に瞑想する、と言ってもよっぽど練習しない限り、
自分だけで瞑想が心地よいと思う状態になるのは難しいです。
ですから、堅苦しく考えずに
簡単な方法で「心地よさ」を作り出してから
入眠するという段取りを自分にとってあげましょう。

明かりを薄暗くして、音楽をかけたければ、かけてください。
まずは布団に入って仰向けになります。
頭が緊張しないように枕を調節します。
手は掌を天井向けておくか、おなかに当てておきます。

一度息を軽く吸ってから、口からハーっと全部吐き出します。
そして呼吸に意識を向けていきます。
目は開けていても、閉じても大丈夫です。

イライラした気持ち、ストレス、悩み事などの
暗く重い気持ちを思い出しながら、
その重たいものを体の中に集めるように吸い込みます。

あれ?こんな黒い気持ち、吐き出すのではなく、吸い込むんですか?
何だか怖いですね。

はい、まず吸いこむんです。他人自分の厭な部分なんかも
思い出してきたら、吸い込んで自分の中に一回入れてしまいます。
吸い込むことで意識化、具体化すると思ってやってみてください。

そしてここからが一番大事なところです。
吐き出すときその黒く重たいものを光で打ち砕くようして息を吐きます。
自分の吐く息が光もしくは水となって、
体のすみずみまできれいにしていくところを想像してください。

自分から出ていくものが光や水=清いものというイメージが、
自己治癒力や自尊心、思いやりの心を育みます。

呼吸法にはいろいろありますが、
これはチベット仏教のトンレンという行の一部です。

いらないものを吐き出すこともできますが、
いらないものを吸い込んで消化するという技は
植物や微生物が日々してくれている働きです。

植物は二酸化炭素を取り込んで酸素を吐き出し、
菌は微生物は汚染された水や土を浄化して整えます。

わたしたちの体には生物としては別の役割があるので、
この機能は直接的に備わってはいませんが、

わたしたちの意識にはこの植物や微生物のような機能が
呼吸をとおして備わっていることを
大乗仏教では教えています。

これをやりながらそのまま眠りに入っていみてください。
続けられたら、きっと日常は少しづつ変化して、
あなたが思うような人生が作られていくでしょう。

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

このエントリーをはてなブックマークに追加
Copyright(c) 2013 Hearty Woman. All Rights Reserved.