料理は命がけ?

2014年12月27日

コトリエです。

クリスマス一色だった街も
おせち一夜明けるといっきにお正月。
もういくつ寝るとお正月〜♫??
というわけで、
2014年もいよいよ残りわずかとなりました。

2015年がみなさんにとって
よい一年になりますように。

***料理は命がけ?***

料理教室やときどきカフェを始めた頃、
傷が絶えなかった。
ひとつ治ってはまたひとつ、ひとつ治ってはまた・・・
って、そこまではないけれど、
元来、そそっかしいもので。
料理の最中には度々怪我をしたものだった。

わかってる。焦ってはいけないのだ。
だって、怪我をするのは決まってあわてている時だもの。
タイムリミットまであと1時間、あと30分、という時。
急げ急げ!やばい!!ああ、神様〜・・
ザクッ、痛!とほほ・・という具合に。

ガスコンロのすぐ横に置いてある
ステンレスのバット。
真横でグラグラと湯気をあげるお鍋。
火のすぐ側ですっかり灼けてしまっている
ステンレスのバットの角を、
うっかり素手で持ち上げてしまったわたし。
その熱さといったらもう。
なにせ、ジュッと音がしたくらいである。
それでも時間がなくて焦っている状況では
流水で冷やすことも出来ず、
ほどなくして手のひらには見事な水ぶくれ。

そう。
台所とは、実は、とても危険な場所なのだ。
包丁などは凶器にもなる道具なわけだし、
油を使った揚げ物や炒め物で、
突然、油がはねてやけどをする可能性だってある。
包丁で指を切り落としてしまったひと、
お肉を焼く際にはねてきた大量の油で
首筋の皮が剥がれるほどのやけどをしてしまったひと、
揚げ物鍋を手に持ったまま転んでしまったひと、
お箸が口の中に刺さったひと、などなど、
身近にも、そんな話を聞く。
下手をすれば大事故にもつながってしまうのだ。

ああ。こわい。台所には危険がいっぱいだ。
安全に使うためにも、そのことを肝に命じておかなくてはいけないな。

と、思ったところでふと考えた。

台所とはさまざまな命と向き合う場所である。
食材は本来、全てが『命』
動物も植物も、みんな、命がけでこの場所にやってきた。
だから、そんなものたちを料理させてもらう側も
命をかけて臨まなければ失礼なのではないか?

そっか。そういうことなんだ。

だから、台所には危険がいっぱい。
それは、当然のことなんだ。
日々の当たり前の行いだけれど、
『料理』というのは、そういうことなのかもしれない。
命をかけてやってきた食材たちを、
命をかけるくらいの想いで料理する。
そうするからこそ、その命をいただくことが出来るのだ、と。

治りかけた傷を眺めながら、
そんなことを考えたりしてね。

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