早起きは三文の徳!夜なべは十両の損!~その③

2014年12月23日

IMGP1033チェンマイからこんにちは、
フィットネスコラム担当のクディウク麻衣子です。

早起きは三文の徳、夜なべは十両の損、
というテーマでお話をしてきました。
先週までは自然との調和、内観的なお話ばかりでしたので、
早起きは三文の徳!夜なべは十両の損!~その①
早起きは三文の徳!夜なべは十両の損!~その②
今日は少しテクニカルなお話にしましょう!

アーユルヴェーダでは時間もドーシャ(性質)に分けて自然を観察します。
ヴァータ(風)の時間が2時~6時
カパ(水)の時間が6時~10時
ピッタ(火)の時間が10時~2時
と振り分けられ、AMとPM両方に当てはまります。

朝は6時からがカパ(水)の時間。
このカパの時間に起きると寝起きが悪く、体が重く感じるので、
ヴァータの時間に起きることを勧めます。

また、ヴァータは人生のスパンで言うと老後、カパは幼少期に当てはめられるので、
ヴァータからカパに移行する時間5時~6時をサトヴァ(純粋性)の時間といい、
言ってみれば、死から生へとサイクルが移り変わる時間でもあります。
この時間に瞑想やヨガの練習をすると、カルマを浄化しやすく、
毎日新しい自分に生まれ変わることができると言われます。

禅でも同じような考え方があり、夕方の暮れ行く時間を「昏鐘の時」といい、
この時間に座禅を組むと、悟りが得られやすいと師たちは伝えてきました。

ここから見てもやはり、早起きには三文以上の徳がありそうですね。
では反対に夜なべについて考えてみましょう。

ピッタの時間は10時~2時。
昼間はこの時間帯に消化の火(アグニ)が強くなるので、
この時間内で食事をすると、食べたものをしっかりエネルギーとして吸収できます。

夜間のピッタの時間は体よりも意識に働きかけます。
この時間にしっかり寝ることで、子供だったら学んだことをしっかり消化(理解)して
吸収することができます。
大人でも同じです。疲れやストレスを消化してくれるのはこの時間。
悩みを寝ることで軽減できるのもこの時間です。

ですので10時半くらいまでに就寝するのがベストです。
それを過ぎて起きていると、ピッタの火が上昇して、
眠れなくなったり、おなかがすいてしまったりします。

ピッタの時間に夜なべをして、意識が未消化になってしまうと、
次に来るヴァータ(風)の時間にあおられて、不安定になります。
夜なべをした次の日、ひどい気分になるのはそのためです。

そう考えると子供を9時までに寝かせてあげることは一生の宝になります。
それは自然と同調して元気エネルギーを最大にしてあげる方法でもありますし、
精神的に安定した土台は、しっかり情報や感情を消化できるかどうかにかかっています。

食べるものも大事ですが、寝ること、起きることという活動のサイクルもまた大事です。
プラス、「サトヴァの時間」である夜明けに自然に目覚めることができたら、
子供たちは毎日浄化の過程を得て新しい日を迎えていることになります。
心の安定は、自立心、優しさ、勇気になります。

息子は自然に朝5時半に起き、8時半に就寝しますが、
実は親である私たちの方が彼から宝物をもらいました。
それまでわたしたちの生活リズムはバラバラ。
わたしは早起きしてヨガしたりはしていましたが、
食事の時間や就寝時間はバラバラ、夫はもっぱら夜型でした。

それが息子が生まれたのを機に、家族全員の生活サイクルが自然と同調していきました。
驚いたのはわたしたち二人。体は特別なケアをしなくても強くしなやかになり、
頭はクリアで前よりももっとエネルギーにあふれ、それでいて落ち着いています。
早起きの徳、「元気」を体を持って感じたのです。

ぜひ、あなたも早起きで「元気」を感じてみてください。
無理して毎日でなくても、たまにやってみるとその効果は三文以上ですよ!

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