満月はお掃除日和。

2015年6月2日

チェンマイからこんにちは、
フィットネスコラム担当のクディウク麻衣子です。
こちらでは雨季ですが、今年は雨が少ないので
暑い日々がづづいております。

DSC_0145_resize先日の満月はヴェサク祭という仏教の休日でした。
祭と言いましても、お祭り好きのタイ人も
この日に限っては騒がず、みなお寺に行きます。

このヴェサクの日、ブッダの降誕祭と言われますが、
厳密には降誕・涅槃・入滅すべてを表す日ですので
仏滅の日とも言われます。

国によってヴェサク日は微妙に変わりますが、
だいたい5月~6月上旬の満月にあたります。
東南アジアでは一番暑い時期ですので、
賢者はこうも言います。

「一年で一番暑い時の満月がヴェサク。
一番気分が乱れて発狂しやすいときこそ
人々は寺に行って身も心も清めて過ごすのですよ。」と。

なるほど。よくできています。
太陽はわたしたちに外側の世界をみせてくれる光の源です。
反対に月は太陽の光を反射して、わたしたち自身を鏡のように映し出します。

月が一番光を放つ満月、
潮が満ちるように、引力も一番強く感じる時でもあります。
自分の内側がググーっと引っ張り出されるとき。
眠っていた感情や、引き出しの奥にあった思考、
いいものも悪いものもいっきに溢れ出てグラグラする時です。

そんなときに一番大切なのは、それに気づいていること。
最近は英語をカタカナにしてマインドフルネス
なんて言い方も通用するようになってきています。

日本語でいうと、「気をつける」というすごく単純な訳。
毎日飽きるほど使っている言葉になってしまうので、
あえて新鮮さをもたらすためにカタカナ英語なのでしょうか。
(飽きるほど使っている言葉が実は一番大切、
というのもやはり言霊の国ならではですね。)

といかく、マインドフルでいることが鍵です。
いろいろ出てくるものに気づいていることが大事。
気づいていると、客観性が生まれ、
サムスカーラ(癖による反射的な行動)を防ぐことができます。
気づいているだけで、カルマ(行動)の芽が伸びるのを摘むことができます。

満月の日、お寺に行って心を静かに見つめる瞑想をするのもいいですが、
そんなに格式ばらなくても自分だけのヴェサク祭りを家で行うこともできます。
何でもいいのですが、片付けや掃除をすることが一番やりやすい方法です。

満月の夜は下手に外出してややこしくするよりも、
行動を最小限に家で過ごしてみます。
わたしと息子は(実は息子の提案だったのですが)
お風呂とトイレを一緒に掃除しました。

暑いのでシャワーを浴びながら、裸でゴシゴシ。
ふたりでゴシゴシやっていると1時間くらいすぐ過ぎていました。
お風呂がらあがったら、ソワソワしていた気分も治まり、
なんだか外側も内側もスッキリ!
そしてそのまま床について眠ってしまいました。

明日の夜は満月、日本もいよいよ暑さの真っ只中ですね。
心がグラグラきたときは、水で冷まして掃除してみてください。

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